起立性調節障害の高校受験体験記

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起立性調節障害のお子さんの高校受験、先が見えなくて不安ですよね。

結論から言うと、我が家の起立性調節障害娘は、全日制の普通高校に入学しました。

東京都・私立です(都立も受けましたが、サクラチルでした…)。

でも学校決めたのは12月です(笑)

そこまでの過程や、どうやって選択が進んでいったのかを紹介します。

まずはこれだけは言いたい

辛いのは子どもだとわかってはいても本当に親としては気をもむし、イライラもするし。

でもこれだけは言いたい。

とりあえずなんとかなる!(笑)

それだけは本当に安心して欲しい。

ってことをふまえて読んでいただけたら幸いですm(_ _)m

選択肢はいろいろある

まず、選択肢はいくつかあります。

  • 通信制高校
  • 定時制高校
  • 全日制高校

我が家の娘は電車でも酔ってしまうため、正直行ける高校がありませんでした。

近いところは偏差値的に無理だったんです。

そうなると、N高かなと。

でも娘はJKライフをエンジョイしたかったので、N高と言えども通学したかったんですよね。

しかし通えるN高のキャンパスは2か所あったのですが、どちらも電車で乗り換えを入れて50分くらいかかるところで。

完全通信かと思っていたのですが…

なぜか修学旅行で三半規管が覚醒し、電車に酔わなくなりました!

幼いころから自転車でも酔っていたのになぜなぜなぜ!?!?!?

ここで慌てて高校選びが始まりました(笑)

都立高校の合同説明会に参加

文化祭などどこも終わっていたので、まずは都立高校の合同説明会に参加しました。

そこで、先生の雰囲気など本人のアンテナに引っかかった高校をチョイス。

ギリのギリのタイミングで、2校の高校説明会に参加しました。

都立は欠席日数は関係ない

高校説明会では、個別相談会が開かれています。

聞きたいことを直接先生にお伺いできます。

私と娘は、校長先生直々に個別相談を受けました。

欠席が多いことが心配でしたが、都立は内申点・スピーキングテスト・当日点の「あくまでも点数のみ」で判断するとのことで、欠席日数は合否に関係しないと言われました。

欠席関係なし!!

私立は欠席日数「事情があれば大丈夫」

私立はどこも「欠席日数○日以内」という制限がありました。

ただどの高校も、中学校側から事情の説明があれば受験可能との回答でした。

娘が希望した私立は、併願優遇がある高校でした。

しかし偏差値が併願優遇を受けるだけの基準に達しておらず…

でも「フリー受験」という受験方法があったので、そちらで受験できました!

フリー受験はそもそも欠席日数も関係ないとのことだったので、とにかく受験できてありがたかったです。

娘が出した結論は…

他の記事を読んでいただけるとわかるかと思いますが、娘の起立性調節障害はだいぶ重いほうです。

それを何とかしのいできた状態。

親としてはせめて13時から始まるくらいの学校がいいのでは…と思っていました。

しかし本人は「普通のJK」になりたいという想いが強く。

みんなと同じがいいんですよね。

なので、全日制の高校を受験することにしました。

私立と都立を1校ずつ。

どちらも徒歩と電車を合わせて1時間くらいの通学になります。

あとは受験校選択ですが、塾ではちょうど真ん中のクラスだったため「偏差値が下の下みたいな高校には行きたくない」とのプライドが。。。

あと「ギャルはムリ」と。

まぁ確かに、HSPの娘の性格とは合わないかも・・・

なので、本人と塾の先生とよく話し、挑戦レベルの都立を受験することにしました。

私立はフリー受験で受けることに。

しかもそこの高校を受ける子はほぼほぼ併願優遇で受けるので、フリー受験は本当に狭き門になります(フリーは筆記テストの他に面接もありました)。

その高校は普通科なのですが、コースが特進・真ん中・下と3つあり。滑り止めなので当然下のコースで受験しました。

結果

まずは私立。

なんと合格しました!!

そして都立。

こちらは残念ながら不合格でした。

しかし下のコースで受けた私立、その後学校から「真ん中のコースに数名空きが出たから上のコースに上がりませんか?成績上位者に連絡しています」と!

ということで、私立の真ん中コースに入学しました。

本人のプライドも保たれたようですw

そして今(6月)

入学から2ヶ月。

結構欠席してます。。。

ただ担任がとても熱心な方で、年間通して欠席できる日数と現在何日休んでいるかをこまめに教えてください。

電話もマメにかかってきますし、本人と学校のアプリを通して頻繁にやり取りしてくれています。

途中からの登校で不安な時は、校門まで迎えに来てくれたり(小学生みたいだけどw)

実はもう半分に達してしまった科目があって。

ただ担任的には以前も同じような子を持っていて、その子も娘と同じようなペースで欠席が進んで。

でも2学期なんとか踏ん張り、3学期休んだけど進級はできたとのこと。

娘のお友達もみんないい子たちで。

「おー!途中からくるなんてマジえらい!」とか
「体大丈夫?ムリしないでね」とか
「来いよー!さみしぞー!」とか
「6時間目からとかほんとえらいよ、通学時間の方が長いじゃんw」とか

ふつーーーに接してくれるんです。

なんとか進級させてやりたいところです…。

高校は欠席が多いと進級できない

これが中学までとは違うところなんですよね。

娘は起立性調節障害プラスHSPなので、色々不安になるところもあって。

なので4月で欠席がかさみだした時点ですぐにメンタルクリニックを初受診しました。

そこで「リーゼ」という薬を処方されまし。

今は朝晩で飲んでいます。

効果は・・・正直分かりませんw

でも本人が続けてみたいというので飲んでいます。

あとは進級に向けて本人が必死になれるかどうかですね。

まだまだ考えが幼いところがあるので。

こちらもなだめすかして持ち上げて突き放しての試行錯誤でございます😂

ということで、受験はなんとかなります

ダラダラつらつら書きましたが、とにかく受験はなんとかなります!

思っている以上に、選択肢がたくさんありました。

決めるのは12月で大丈夫です。

だいたいどの子もギリギリまで考えて受験校決めてましたから!

(上の子はAOでさっさと12月には受験が終わったので、いやーめんどくさかったw)

なのでまだまだほんとに大丈夫です。

もう一度言います。なんとかなるし、なんとでもなります!!

高校と違って中学はいくら休んでも卒業できるので、気持ち追い込まずにお過ごしください。