起立性調節障害は上咽頭炎の治療で治るのか?
上咽頭炎は自律神経中枢の近くにあるので、上咽頭炎を治療することで自律神経の乱れからくる症状がよくなると言われています。
起立性調節障害は自律神経がうまく働かないことからおこるので、効果は期待できそうです。
ただ!
この治療を中学生は高校生ができるかと言うと、ちょっと無理かもな…。
上咽頭炎の治療に「Bスポット療法」というものがあります。上咽頭擦過療法(EAT)といい、鼻や口から上の画像のように薬剤をつけた綿棒を入れてこすります。
0.5%~1%塩化亜鉛溶液を染みこませた綿棒(鼻から:鼻綿棒、のど:喉頭捲綿子)を上咽頭の後壁に強めに擦りつける。
引用:日本病巣疾患研究会HP
実は私、Bスポット療法を経験しています。
私も自律神経の不調を実感していたり、気圧の変化の頭痛があったりで。友人が「Bスポット療法試してみない?」と紹介してくれて。
私が通ったのは「はぎの耳鼻咽喉科」。院長の萩野 仁志先生は本も出しています。
初診では鼻から内視鏡カメラを入れ、上咽頭を見ます。
私の場合、後鼻漏(鼻水がのどの方にぶら下がっている)がありました。上咽頭は素人目には変化がわからなかったのですが、塩化亜鉛溶液を染みこませた綿棒でこすったら出血がありました。
こすって出血があったので、上咽頭炎と診断されました。
2回目からは鼻から綿棒を入れてぐりぐりこすり、その後吸入器で薬を鼻から吸入しました。
この治療、想像通り痛いです。
私は痛みに強いほうなので大丈夫でしたが、それでも痛かったです。片目だけ涙が出る😂
鼻から棒をぶっ込まれるという恐怖もありますし、なかなか難易度の高い治療だと思いました。
ちなみに我が家は夫も息子も娘も「絶対に無理!」と言っていました(笑)
なのでうーん、よほど度胸がある?子じゃないと無理かなと思いました。
(治療を受けられる年齢は病院により異なるようです。)
それに起立性調節障害だと、外出や受診も大変ですもんね。
ただ上咽頭と自律神経はとても関係が深いので、注目しておいて損はないかも。
おうちで鼻うがいするといいかも知れませんね!
鼻うがいは一肌の温度のお湯に生理食塩水と同じ濃度になる塩を入れればできますが、雑菌の心配等もありますし、市販のものがやりやすくて手軽かなと思います。
内服薬は漢方の「葛根湯加川芎辛夷(カッコントウカセンキュウシンイ)」を処方されました。
ちなみに私…通うのがめんどくさくなっちゃって、もう行ってません。。。でも体調は良くなった気がします!気圧頭痛は相変わらずありますなぁ😭
【起立性調節障害の娘がトトノエライトを使ったのでレビューしました!】